2015年サンパウロの高校生が、自分たちの学ぶ権利を守る抗議のために、学校を占拠を始めた。この運動はブラジル中に広がり、翌月には200 以上の学校が占拠されるまでに発展。本作はその学生運動を記録したドキュメンタリー作品だ。彼らはなぜ、学校を占拠したのか? そしてこの学生運動の結末は? オープニングからヒップホップ・ミュージックに乗り、ラップバトルで会話する3人の元高校生のナレーションが鮮烈な印象を残す。
2021年11月6日(土)シアター・イメージフォーラムほか全国順次公開
文春オンライン掲載(エリザ・カパイ監督インタビュー)
本作のエリザ・カパイ監督へのインタビューを含む紹介記事が、文春オンラインにて掲載されました! リンク先にて、ぜひお読みください。
●「学ぶ権利を自ら勝ち取れ!」高校生たちの学校占拠は、なぜ社会に革命を起こしたのか ドキュメンタリー『これは君の闘争だ』エリザ・カパイ監督インタビュー
エリザ・カパイ監督
『これは君の闘争だ』みどころ
- 国内でも知られていない高校生による学校占拠の実態
- 近年のブラジルの政治、社会情勢を知る
- エンターテイメント性の高い独特な演出
- メインキャスト元高校生3人のキャラクター
『これは君の闘争だ』作品情報
【作品概要】
2013年、ブラジルで大規模な抗議運動が始まった。6月にバス料金値上げに対する抗議デモが行われやがて、抗議の対象は、物価上昇、税金、性的マイノリティ、女性の権利、人種差別など多くの問題に広がっていった。そして2015年10月ごろにはサンパウロの高校生が「公立学校の予算削減案に対する抗議活動」を開始。学ぶ権利のため、自分たちの学校を占拠し始めた。本作はその学生運動を記録したドキュメンタリー作品である。
監督、脚本:エリザ・カパイ
ナレーション:ルーカス・“コカ”・ペンチアド、マルセラ・ジェズス、ナヤラ・スーザ
配給:太秦
<2019年/93分/ブラジル/ドキュメンタリー>
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