
郊外の下町に暮らす12歳の少女が“バード”と名乗る不思議な男と出会ったことで世界がひらかれていく。どんづまりの日常が色づいた、魔法のような4日間を描くヒューマンドラマ。
アンドレア・アーノルド監督が見出したティーンエイジャーのニキヤ・アダムズを主人公に、アイルランド出身のバリー・コーガンとドイツ出身のフランツ・ロゴフスキ、主役級2人の個性派俳優を揃え、リアルとファンタジーが共存する世界の片隅を描く。
2025年9月5日(金)より新宿ピカデリー、Bunkamura ル・シネマ渋谷宮下、シネスイッチ銀座ほか全国公開
世界の片隅で孤独を抱えて生きる12歳の少女ベイリー

その日暮らしの父バグと腹違いの兄ハンターと暮らしている12歳の少女ベイリー。大好きな妹たちとも離れ離れで、友人や楽しみもなく行き詰まるような日々を過ごしていたが、ある日突然、バグが子連れの恋人との週末に結婚することを宣言したため、ブチギレて家から逃げ出そうとする。
少女ベイリーを演じるのは、アンドレア・アーノルド監督が見つけたニキヤ・アダムズ。脚本も担当している監督は、彼女に合わせて元々のキャラを変更するほど惚れ込んだという。若いニキヤは、苛立ちながら生命力に溢れ、優しさも併せ持つベイリー役を絶妙なバランスをもって、自分のものにしている。
タトゥーだらけでカエルで一儲けしようとするろくでなしで、若くして父親になったシングルファーザーのバグは、アイルランド出身の俳優バリー・コーガンが演じる。奔放で身勝手ではあるけれど、家族への愛情深さがしみる見せ場は、心に残る名シーンになっている。
飄々とした雰囲気を纏うナゾの男“バード”との出会い

家出したベイリーは草原で、突如現れた不思議な男と遭遇する。飄々とした風情のナゾの男・バードは、この地で故郷と両親を探すために訪れたというが、なぜか記憶が曖昧の様子。初めは不信感しか示さなかったベイリーも、徐々にバードと打ち解けていく。名前の通り身軽な動きするバード役をダンサーでもあるフランツ・ロゴフスキが演じ、唯一無二の味わいを見せる。
ベイリーは時折、馬やカモメなど動物と通じ合っているような能力をみせる。そんな彼女ゆえ、バードという不思議な男を引き寄せたのかもしれない。2人の出会いが、現代のおとぎばなしへの入り口を開く。
すさんだ現実を描きつつ、緩やかな脱却を目指す

その日暮らしの大人たちに育てられ、貧しく環境の地域の子どもたちは、それが正義だと信じているのか、自警団を結成し、子どもを虐待している親の情報を得ては、残酷な襲撃を繰り返している。そんなすさんだ環境の中でも、愛情は存在し、父バグはベイリーたちを愛し、ベイリーは離れて暮らす妹たちを愛している。
しかし、バードの親探しを手伝うため、母の住まいを訪ねたベイリーは、幼い妹たちが暴力に晒されそうな環境であることを知る。
本作は、そんな子どもたちの行き詰まった環境をリアルに描きながら、そこから緩やかに脱却するチャンスや希望を感じさせるストーリーへと展開していく。
作品ニュース
アンドレア・アーノルド監督セレクション開催中
本作公開記念として、アンドレア・アーノルド監督作品『アメリカン・ハニー』(2016)、『ワザリング・ハイツ ~嵐が丘~』(2011)、『COW/牛』(2021)、をシアター・イメージフォーラムなどで上映中!
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— 映画『バード ここから羽ばたく』公式 9.5公開 (@bird_habataku) 2025年9月1日
緊急上映決定!
◇━━━━━━━◇#バードここから羽ばたく 公開記念#アンドレア・アーノルド監督セレクション にて、
『#アメリカン・ハニー』の上映が決定!
北米配給はA24!刹那的な旅を続ける少女の姿を追いかけた珠玉のロードムービー。https://t.co/MwV3m9x71V pic.twitter.com/9DRj3TsfaV
オススメしたい『バード ここから羽ばたく』

- 世界の片隅で鬱屈して暮らす少女を愛で照らすような物語
- 人気の個性派俳優2人を活かした配役
- 現実的ながらファンタジーも入り混じる不可思議な展開
- 生き物や自然の風景を取り入れた映像の美しさ
『バード ここから羽ばたく』作品情報
【あらすじ】
シングルファーザーの父バグ(バリー・コーガン)と暮らし、やり場のない孤独をつのらせていた少女ベイリー(ニキヤ・アダムズ)は、ある日、草原で服装も振る舞いも奇妙な謎の男“バード”(フランツ・ロゴフスキ)と知り合う。彼のぎこちない振る舞いの中にピュアななにかを感じたベイリーは、「両親を探している」というバードの手伝いをはじめるが……。
監督・脚本:アンドレア・アーノルド(『COW』『アメリカン・ハニー』『ワザリング・ハイツ~嵐が丘~』 『フィッシュ・タンク』)
出演:ニキヤ・アダムズ、バリー・コーガン(『Saltburn』『イニシェリン島の精霊』『THE BATMAN-ザ・バットマン-』)、フランツ・ロゴフスキ(『大いなる自由』、『フリークスアウト』、『水を抱く女』、『希望の灯り』) ほか
原題: BIRD
配給:アルバトロス・フィルム
<2024年/イギリス、アメリカ、フランス、ドイツ/英語/119分/ヨーロピアンビスタ/5.1ch/提供:ニューセレクト>
日本語字幕:石田泰子
2025年9月5日(金)より新宿ピカデリー、Bunkamura ル・シネマ渋谷宮下、シネスイッチ銀座ほか全国公開










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