17歳から18歳に差し掛かる微妙な年頃の少女たちの、恋と性、人生の冒険を描く、北欧発“ジェネレーションZ ”の青春映画。シニカルで複雑な家庭事情のあるミンミ、性の悩みを抱える素直なロンコ、孤独なフィギュアスケーターのエマら3人の少女が、わずか3度の金曜日のうちに、アップダウンの激しい経験を重ねる。
第38回サンダンス映画祭での受賞、第95回アカデミー賞®国際長編映画賞部門のフィンランド代表など、多くの映画祭で注目を集めた話題作。斬新ながら共感を呼ぶ3人の女の子のキャラクターが魅力的だ。
2023年4月7日(金)より新宿シネマカリテ、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国順次ロードショー!
「Z世代」は恋愛対象のジェンダーも、性の悩みも新しく
ハイティーンは誰もが心身ともに性急で、エネルギッシュ。言葉も行動も衝動的で、自分自身に歯止めが効かなくて、傷つきやすいけれど傷が癒えるのも早い。人として成長するのも驚くべき速さだったりするお年頃。だからこそ、いつの時代も、ドラマチックな青春映画が作られてきた。
本作は「Z世代」(ジェネレーションZ。1990年代中盤から2010年代序盤までに生まれた世代)の青春が題材になっていて、主人公たちは17、18歳であり、今現在リアルタイムのハイティーンを描く。
そんなわけで恋愛も「いかにも昔ながら」というベタな関係ではない。恋愛対象のジェンダーがどうやら以前は男性だったけれど、今回は女性、と流動的なのもごく自然。また「若ければ性欲が旺盛で当たり前」という前提もナシ。本作はまさに「今観たい」現在のハイティーンのリアルが描かれているのだ。
新しい世代、されど青春
新しい「Z世代」を描く…とは言っても、いつの時代も青春はキラキラしつつやっぱり「痛い」もの。
特に、男性と深く関係したいと望んでいるロンコのやらかしは、青春の痛みそのもの。イケメンを相手に、毎回何かしら失敗してしまう。特に出会ってすぐキッカケをつかもうとして交わす序盤の謎のトークに「不器用な青春」の匂いがして、どの世代にもじんわりじっくり沁みてくる。
華やかさと孤独を合わせ持つ“フィギュアスケーター”を投入
同じ学校に通い、バイトも一緒だけど、キャラは全く違う親友同士のミンミとロンコ。この2人の日常に飛び込んでくるもう1人の女の子がフィギュアスケーターのエマだ。
芸術要素のある華やかなスポーツ、フィギュアスケートを取り入れることで、一層本作の輝きが増す。出会った日に、ミンミに陸上でスケートの演技を実演して見せるエマはとても美しく魅力的だ。その一方で、フィギュアは青春のほとんどを捧げなければならない、過酷で特殊な世界。その中にいるエマの苦しみや孤独は、多くを語らずとも明確だ。
エマ役のリンネア・レイノは、リンク上での演技もスムーズ。3ヶ月間フィギュアスケートの特訓を受け、本作に臨んだという。手足が長く、見目麗しい彼女が美しいコスチュームで氷上を舞うのも、本作のみどころの1つだろう。
作品ニュース
初日来場者先着プレゼント
「Moii」のハンドケアもできるマルチバームを来場者にプレゼントするそうです!
˚ * ✫ YEBISU GARDEN CINEMA
— 映画『ガール・ピクチャー』4.7㊎より全国順次公開 (@girlpicjp) 2023年4月4日
1週目 上映時間決定 ✫ * ˚
𝟰/𝟳㊎~𝟭𝟯㊍
𝟭𝟬:𝟯𝟬 ✦ 𝟭𝟮:𝟰𝟬 ✦ 𝟭𝟰:𝟱𝟬 ✦ 𝟭𝟵:𝟯𝟬https://t.co/VloFVwaT2b
初日来場者先着でナチュラルケアシリーズ「Moii(モイ)」のハンドケアもできるマルチバームをプレゼント🎁 ˎˊ-
※無くなり次第終了 pic.twitter.com/1W7FgLjIM6
˚ * ✫ 新宿シネマカリテ
— 映画『ガール・ピクチャー』4.7㊎より全国順次公開 (@girlpicjp) 2023年4月4日
1週目 上映時間決定 ✫ * ˚
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オススメしたい『ガール・ピクチャー』
- キャラの違う3人の魅力的な女の子たち
- Z世代を描く、今までにない青春モノ
- 様々なセクシュアリティーが登場
- 3回の金曜日にぎっしり詰まった“成長のタネ”
『ガール・ピクチャー』作品情報
【あらすじ】
最初の金曜日。クールでシニカルなミンミ(アーム・ミロノフ)と、素直でキュートなロンコ(エレオノーラ・カウハネン)は同じ学校に通う親友。放課後はスムージースタンドでアルバイトしながら、恋愛やセックス、そして自分の将来についての不安や期待にまつわるおしゃべりを楽しんでいる。そんな中「男の人と一緒にいても何も感じない自分はみんなと違うのでは?」と悩み続けていたロンコは、理想の相手との出会いを求めて、果敢にパーティーへと繰り出す。一方、ロンコの付き添いでパーティーにやってきたミンミは、大事な試合を前に、プレッシャーに押しつぶされそうなフィギュアスケーターのエマ(リンネア・レイノ)と急接近する…。
監督:アッリ・ハーパサロ
脚本:イロナ・アハティ、ダニエラ・ハクリネン
出演:アーム・ミロノフ、エレオノーラ・カウハネン、リンネア・レイノ ほか
原題:Tytöt tytot tytöt
配給:アンプラグド
<2022年/フィンランド/100分/カラー/スタンダード/5.1ch/PG12>
2023年4月7日(金)より新宿シネマカリテ、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国順次ロードショー!
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