2007年8月24日深夜、帰宅途中の女性が拉致、殺害され、山中に遺棄された「名古屋闇サイト殺人事件」。そのドキュメンタリー番組を制作した東海テレビが、被害者と母の間にあった家族愛をしっかり描きたいと、再度編集。未収録だったドキュメンタリー部分と再現ドラマを追加し「家族のための映画」を完成させた。
2020年9月19日より、ポレポレ東中野にてロードショー、ほか全国順次公開
今回こちらの作品紹介記事は、文春オンラインにて2本立て掲載されています。リンク先にて、お読みいただければ幸いです。
1.事件概要〜作品紹介
2.監督インタビュー
映画『おかえり ただいま』が描く家族 #2
『おかえり ただいま』みどころ
- 名古屋闇サイト殺人事件の背景がわかる
- 斉藤由貴・佐津川愛美による再現ドラマ
- 「家族への思い」について考えられる
- "犯罪の根源とは何か”についての提示
『おかえり ただいま』作品情報
2007年8月24日深夜、帰宅途中の女性が拉致、殺害され、山中に遺棄された「名古屋闇サイト殺人事件」。犯人は携帯電話のサイト“闇の職業安定所”で知り合った３人の男たち。娘を奪われた母は加害者全員の死刑を望んだが、立ちはだかったのは「1人の殺害は無期懲役が妥当」という判例。母は街頭に立ち、極刑を求めて約33万筆の署名を集めた。裁判は1人が死刑、2人に無期懲役。その後、無期の1人に別の強盗殺人の余罪が発覚し、死刑が確定した。
この事件のドキュメンタリー番組を制作した東海テレビが、未収録だったドキュメンタリー部分や再現ドラマを追加。「家族のための映画」を再編集した。
監督・脚本：齊藤潤一
出演：斉藤由貴、佐津川愛美、浅田美代子、大空眞弓、須賀健太、天野鎮雄、矢崎由紗 ほか
プロデューサー：阿武野勝彦
製作・著作・配給：東海テレビ放送
配給協力：東風
＜2020年／日本／DCP／112分／ドキュメンタリー・ドラマ＞
2020年9月19日より、ポレポレ東中野にてロードショー、ほか全国順次公開
©東海テレビ放送
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